第1回土木写真部写真展作品NO.21『伊勢大橋』
国道1号長良川、揖斐川渡河部に位置することから交通重要地点として先の大戦においてアメリカ軍の攻撃目標でありましたが、爆弾は外れ、数カ所に機銃掃射の弾痕が残っているものの、戦前生まれのかくしゃくとした立ち姿が印象的です。残念ながら渋滞緩和と耐震安全性の確保から架替えが決定しています。日向市の耳川に架かる「美々津橋」と同じ増田淳氏の作品で同じ年の完成です。 昭和9年竣工。15連下路ランガートラス橋。橋長1,105.8m。
撮影日:2011年1月
撮影場所:三重県桑名市
撮影者:松永昭吾
2015年11月 第1回土木写真部写真展『NO DOBOKU NO LIFE』コチラ